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サーマルプロテクターの原理

科学技術の発展に伴い、電子製品の需要が高まり、電気事故が多発しています。電圧の不安定性、急激な電圧変動、サージ、回線の老朽化、落雷などによる機器の損傷も増加しています。そのため、サーマルプロテクターが登場し、機器の焼損、機器寿命の短縮、さらには様々な原因による人身の安全の危険といった現象を大幅に軽減しました。本稿では、主にサーマルプロテクターの原理について紹介します。
1. サーマルプロテクターの紹介
サーマルプロテクターは温度制御装置の一種です。ライン内の温度が高すぎる場合、サーマルプロテクターが作動して回路を遮断し、機器の焼損や電気事故を防止します。温度が正常範囲に低下すると、回路が閉じられ、通常の動作状態に戻ります。サーマルプロテクターは自己保護機能を備えており、保護範囲の調整、適用範囲の広さ、操作の簡便さ、高電圧耐性などの利点を有しています。洗濯機、エアコン、安定器、変圧器などの電気機器に広く使用されています。

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2. サーマルプロテクターの分類
サーマルプロテクターは、規格によって分類方法が異なり、容量の違いにより大容量サーマルプロテクター、従来型サーマルプロテクター、超薄型サーマルプロテクターに分けられます。また、動作の性質により、常開型サーマルプロテクターと常閉型サーマルプロテクターに分けられます。さらに、回復方法の違いにより、自己回復型サーマルプロテクターと非自己回復型サーマルプロテクターに分けられます。その中で、自己回復型サーマルプロテクターとは、温度が高すぎてサーマルプロテクターが切断された後、温度が正常範囲に下がると、サーマルプロテクターが自動的に元の状態に戻り、回路がオンになることを指します。非自己回復型サーマルプロテクターはこの機能を実行できず、手動でのみ回復できるため、自己回復型サーマルプロテクターの用途は広くなっています。
3. サーマルプロテクターの原理
サーマルプロテクターは、バイメタルシートを介して回路を保護します。まず、バイメタルシートが接触し、回路がオンになります。回路温度が徐々に上昇すると、バイメタルシートの熱膨張係数の違いにより、加熱時に変形が発生します。そのため、温度が一定の臨界点に達すると、バイメタルが分離し、回路が遮断され、回路の保護機能が完了します。ただし、サーマルプロテクターのこの動作原理のため、設置および使用中は、リード線を無理に押したり、引っ張ったり、ねじったりしないでください。

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投稿日時: 2022年7月28日